第6回
【最終回】日本人が好きなものを追求してできた日本絵画
2017.07.28更新
誰もがわかる「凄さ」より、私が心奪われる「美しさ」が大事! リアルなものも嫌いじゃないけど、キレイなものやかわいいものが大好きで、デフォルメや比喩も進んで楽しめちゃう。そんな日本人の「好き」の結晶・日本絵画。世界も魅了したその魅力をお教えします。
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『マンガでわかる「日本絵画」の見かた』。今回で最終回となります。
日本人が生み出してきた魅力的な作品の数々、お楽しみいただけたなら幸いです。
日本の美術史は、ところどころで海外の技術に影響を受けつつも、単なるコピーに終わらず、じっくりとオリジナリティを熟成させ、世界を魅了するほどのものに発展してきました。これは絵画にとどまらずあらゆる制作物に通ずる、日本特有のものづくりといえるのではないでしょうか。
本連載では一部のみのご紹介となりましたが、本書では他にもたくさんの絵画、歴史を紹介しています。また巻末には、もっと日本絵画を楽しむための「美術館・所蔵先ガイド」も掲載していますので、本書を片手に、週末美術館に出かけて実物を眺めてみるのもよいかもしれません!
ここまでご覧になって気になった方は、是非、書店などで手に取ってみてください。
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