第4回
ブラキオサウルスをつくろう!
2017.08.25更新
【 この連載は… 】紙とカッター、ハサミを使ってつくる恐竜の立体切り紙。コピーを取って使える型紙が付いているので、面倒な下書きをすることもなく、リアルな作品を仕上げることができます! わかりやすい切り方組み立て方と、図鑑テイストの解説と合わせて、大人も子供も楽しめる新しい切り紙の本です。本連載では書籍のなかから選りすぐりの恐竜作品のつくり方&型紙を公開! とっても簡単なので、ぜひ道具をご用意してお試しください!
「目次」はこちら
ブラキオサウルスの化石は1900年に初めて発見されました。ジュラ紀後期に繁栄したとされるブラキオサウルスの化石は発見された数がとても少なく、他の時代の地層では見つかっていません。しかし骨格構造などを調べて近縁種ではないかと思われる恐竜の化石が白亜紀前期の地層で発見されたことから、ブラキオサウルス類の恐竜はジュラ紀以降も繁栄していた切が有力になっています。
分類:竜脚類/生息地(発見地):北アメリカ(アメリカ)、アフリカ(タンザニア)/時代:1億6100万~1億4600万年前(ジュラ紀後期)
全長:約25m/体重:40~70t
上半身の型紙
胴体・足の型紙
※インターネットプリントで型紙をプリントをする場合は、上記「型紙の印刷はこちら」のリンクをクリックし、PDFデータをご自宅でダウンロードした上で、ご自身でインターネットプリントをご利用ください。
- ネットプリント(セブンイレブン)
- 使用方法:https://www.printing.ne.jp/support/flow/flow_step3.html
- ネットワークプリント
(サークルK・サンクス/セイコーマート/セーブオン/ファミリーマート/ローソン) - 使用方法:https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/ja/howto.aspx
- 必ず必要なもの
- 型紙を印刷したもの
- 切り紙をする用紙(硬めの紙がお勧めですが、折り紙や印刷用紙などでも作成できます)
- カッター
- 接着剤
- あったほうが便利なもの
- 作った恐竜を立たせるための用紙(硬めの紙やダンボールがお勧めです)
- はさみ(型紙の回りをいっぺんに切れますが、細かい部分はカッターがおすすめです)
- ホッチキス(型紙と用紙をホチキスで止めると、きれいに切り抜けます)
- 定規(折り筋を定規をあてて付けると、きれいに出来上がります)
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上半身の部品を作ります。切り紙を終えました。紙を開かず2つ折りにしたまま、首を谷折りで折り上げます。しっかりクセを付けたら元に戻します。
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全体を開き、1で付けた折り筋を使って、首を谷折りで立てます。首が立ち上がったら、さらに首を伸ばすために、頭のついた部分のつけ根を山折りして、頭の先をつまんで、下から外へと引き出します。
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伸ばした首の部分だけを2つ折りにして、そのまま紙を開かずに、頭の部分を谷折りで折り出し、しっかりクセを付けたら元に戻します。
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3の折り筋を使って、頭は山折りにします。次に口の上の部分の左右・2箇所を山折りします。すると、まん中の部分が自然と内側に折り込まれます。
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つまようじの先ほどの少量の接着剤を上下のあごの先に付けて、指で左右からつまんで接着します。
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長い首の先で頭の向きを変えながら、あごにふくらみを持たせて上半身の部分ができあがりました。
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胴体と足の部品を作ります。切り紙を終えました。紙を開かず尻尾を谷折りして、しっかりクセを付けたら元に戻します。
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7の折り筋を山折りにすると、尻尾が下へと向きを変えます。さらに、尻尾のつけ根を谷折りして、尻尾の先をつまんで、上から外へと引き出します。
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8の後、全体を2つ折りにすると、尻尾が背筋と一直線になります。○を指先で挟みながら、★をつまんで引き上げましょう。
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尻尾の先を引き上げた後、○の折り目を指で押さえると形が崩れなくなり、尻尾に角度を持たせる作業が完了します。
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上半身の部分と胴体と足の部分と重なるところに両面テープを貼りました。裏も同じ位置に貼っています。上半身を開き、胴体と足の部分を入れ込み、位置や角度に注意して、両面テープを貼ります。
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足の中にある折り筋を軽く山折りして、クセを付けます。これによって、足が紙の重さに耐えることができるようになります。全体の形を整えます。できあがり。
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