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第9回

支出を「消費」「浪費」「投資」に分類しよう

2020.01.22更新

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「1〜2か月にわたって、自分の支出をすべて『お金のノート』に書き出していったら、次のステップに進もう。ムダな支出をあぶり出していくステップだ。新しい『お金のノート』を用意して、これまでの『お金のノート』を振り返りながら、1日ごとの支出を『消費』『浪費』『投資』に分類していこう」


「消費と浪費は、どのように違うのでしょうか?」


「『消費』は、生活するために必要なお金のことで、住居費、交通費、光熱費、通信費など『衣食住』に関わる出費だと思っていい。一方『浪費』は、明らかにムダ遣いをしたものだ。『投資』は、貯蓄や習い事、書籍代など、自分の将来の目標のために使うお金のことだ」


「どっちに入れるか迷ってしまいそうなケースもありそうだな……」

「そのときは直感で判断してかまわない。3つに分類が終わったら、以降は、この方法で、日々『お金のノート』をつけていくようにしよう。今まで無意識に使っていたお金が自覚的に管理できるようになり、自然とお金のムダ遣いはしなくなるはずだ」

「浪費の項目が多いと、浪費を減らしたい気持ちになります!」

「お金の活かし方がわかった証拠だ。その気持ちを大事にしよう」

新しい「お金のノート」を用意して、1日ごとの支出を「消費」「浪費」「投資」の3項目に分類して、書いていく。

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著者

田口 智隆

株式会社ファイナンシャルインディペンデンス代表取締役。28歳のときに自己破産寸前まで膨らんだ借金を徹底した節約と資産運用によりわずか2年で完済。その後は「収入の複線化」「コア・サテライト投資」で資産を拡大。34歳のときにお金に不自由しない状態「お金のストレスフリー」を実現し、2007年に株式会社ファイナンシャルインディペンデンスを設立する。「金融機関の代理人ではなく、お客様の代理人」を基本理念に特定の金融機関に属さないからこそできる、公正で中立な「お金」の「セカンドオピニオンサービス」を行う。保険料の削減、積立投資による資産運用、収入の複線化など「お金」にまつわるお悩み相談・マネーカウンセリング受診者は現在までに1000人を超える。2009年には、実体験に基づくノウハウをまとめた処女作『28歳貯金ゼロから考えるお金のこと』を出版、5万部を超えるベストセラーとなり一躍注目を集め、その年から日本各地でスタートした「学校では教えてくれないお金の授業」の講演回数はこれまでに1000回以上となり、受講者は述べ50000人を超える。

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