Facebook
Twitter
RSS

第10回

「消費」を固定費と変動費で分けよう

2020.01.29更新

読了時間

著書累計90万部超にして、はじめての漫画「お金」入門書刊行記念! 「節約しているのになぜかお金が貯まらない」と思っている人に向けて、【ドS】指令によって短期間で結果を出し、さらにそれを継続するメソッドを伝授する本『甘え体質をたたき直す! お金の【ドSレッスン】』の厳選コンテンツを特別公開!
「目次」はこちら

              

「『消費』『浪費』『投資』に分類して『お金のノート』をつけたら、お金のムダ遣いは減るけれど、まだまだお金を貯めるには、物足りない状態だといえるんだ」


「浪費の部分はムダだとわかりますが、ほかの支出については、手つかずの状態です……」


「今の状態は、『消費』について、ムダと必要の線引きができていない。そこで行いたいのが、『消費』を『固定費』と『変動費』に分類することだ」


「『固定費』と『変動費』って、何ですか?」

「『固定費』とは、毎月や毎年など、定期的に同じ額の支出が繰り返される費用のことをいうんだ。一方『変動費』は、日々の食事代など、生活費のことだ」

「分類すると、お金のムダが見えてくるんですね」

「お金が貯まる人の多くは、『固定費』の見直しができているんだよ。だから、ここで固定費の存在をあぶり出していくというわけだ」

「保険や水道光熱費、携帯電話の料金……。あ、家賃もそうだ! 比較的高いものが多いですね」

「そうなんだ。それ以外にも、『毎朝のスタバ代』『毎月1回の飲み会』など、どちらとも取れるものも、固定費に入れておこう。こうして変動費と固定費の分類ができたら、いよいよお金を貯めるための作業に入ろう」

「お金のノート」につけた「消費」について、さらに「固定費」と「変動費」に分類する。

「目次」はこちら

【単行本好評発売中!】 
この本を購入する

シェア

Share

感想を書く感想を書く

※コメントは承認制となっておりますので、反映されるまでに時間がかかります。

著者

田口 智隆

株式会社ファイナンシャルインディペンデンス代表取締役。28歳のときに自己破産寸前まで膨らんだ借金を徹底した節約と資産運用によりわずか2年で完済。その後は「収入の複線化」「コア・サテライト投資」で資産を拡大。34歳のときにお金に不自由しない状態「お金のストレスフリー」を実現し、2007年に株式会社ファイナンシャルインディペンデンスを設立する。「金融機関の代理人ではなく、お客様の代理人」を基本理念に特定の金融機関に属さないからこそできる、公正で中立な「お金」の「セカンドオピニオンサービス」を行う。保険料の削減、積立投資による資産運用、収入の複線化など「お金」にまつわるお悩み相談・マネーカウンセリング受診者は現在までに1000人を超える。2009年には、実体験に基づくノウハウをまとめた処女作『28歳貯金ゼロから考えるお金のこと』を出版、5万部を超えるベストセラーとなり一躍注目を集め、その年から日本各地でスタートした「学校では教えてくれないお金の授業」の講演回数はこれまでに1000回以上となり、受講者は述べ50000人を超える。

矢印