第8回
2-3 自社PRシートを作る
2018.07.25更新
中小企業の約50%の企業が経営の重要課題に「営業に関する課題」をあげています。人材売り手市場の昨今、小さな会社にとっては営業人材を新たに採用することが難しい状況です。そこで、コストをかけずに、営業効果を上げる方法を実践している「営業支援コンサルタント」が教える、魔法の営業述を解説していきます。
「目次」はこちら
自社PRシート(C)
自社PRシートは「自社の強み」をまとめていくシートです。
営業マンがお客様との雑談の中で、
「御社はいつ創業なの?」「今年は何期目?」「社長はおいくつ?」といった、ちょっとした会話の中で、お客様からの質問に対して従業員が即答出来ると会社の結束感が伝わり、顧客からの信頼に繋がります。
そのためにも、自社PRシートに必要な要素を書き込んでおきましょう。
上段の(1)会社名、(2)代表者名、(3)生年月日、(4)設立、(5)資本金、(6)代表経歴の項目に関しては、社内で同じトークが出来るための情報としてまとめておきましょう。
自社PRシート事業内容の書き方のポイント
(7)会社を一言で
会社の一番の特徴を一言で説明します。会社がどのようなことに強いのか、他社と比べた優位性など、顧客から見たわかりやすい言葉で表現します。主力の商品があり、それが非常に特長的であれば、商品を中心とした説明になる場合もあります。
この「会社を一言で」は、「会社紹介」や「他社との差別化」を作成した後、主要なキーワードをピックアップして作ると楽に作成出来ます。
(8)会社紹介
200 文字以内、約30秒で説明出来る長さです。
これは先ほどご紹介しましたエレベーターピッチになります。この会社紹介は、いつでも誰の前でもPR出来るように全従業員が暗記し、伝えられるようにしておきます。
(9)他社との差別化
同業他社と比較した際の、自社の優位性を記載します。
この本の構成
はじめに
第1章 営業がヤルことは3つだけ
第2章 事前準備
第3章 メール
第4章 アクセスログの取得
第5章 電話営業
第6章 改善
おわりに
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