第6回
【最終回】日本人が好きなものを追求してできた日本絵画
2017.07.28更新
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誰もがわかる「凄さ」より、私が心奪われる「美しさ」が大事! リアルなものも嫌いじゃないけど、キレイなものやかわいいものが大好きで、デフォルメや比喩も進んで楽しめちゃう。そんな日本人の「好き」の結晶・日本絵画。世界も魅了したその魅力をお教えします。
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![なんということだ、ミュージアムショップでメチャクチャ買い物してしまった… 今月は推しの応援ライブがあるのに… かくいう私も感動してしまった…ゴルチェのバッグ買うつもりが… 日本絵画深かったね…](http://43mono.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/nihonkaiga06_il01-1.png)
![日本絵画を辛気臭くてジジイ趣味だと思っていました すみません、いろんなタイプの大胆な絵がありました 狩野永徳『唐獅子図屏風』 伝 土佐光信『百鬼夜行絵巻』より部分 色々なものを美しく飾りたい気持ち… 歌川広重『名所江戸百景 深川萬年橋』 絵 俵屋宗達、書 本阿弥光悦『鶴図下絵和歌巻』より部分 かわいいは絶対価値! 円山応挙『狗子図』屏風より部分](http://43mono.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/nihonkaiga06_il02.png)
![日本人は写実的に描くことよりも絵でしか描けない世界を追求し完璧なものより自然な風合いを大切にし わかる人にはわかる表現を楽しみました もっと紹介したかったんですけど…](http://43mono.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/nihonkaiga06_il03-1.png)
![ちょっとハードルが高い感じがするかもしれませんが、一度超えてしまえばおもしろいですよ。 本で美術館で、自由に楽しんでみてください 次は彼氏つれてこようかな… 彼氏 !! 聞いてない !!](http://43mono.com/wp/wp-content/uploads/2017/07/nihonkaiga06_il04-1.png)
『マンガでわかる「日本絵画」の見かた』。今回で最終回となります。
日本人が生み出してきた魅力的な作品の数々、お楽しみいただけたなら幸いです。
日本の美術史は、ところどころで海外の技術に影響を受けつつも、単なるコピーに終わらず、じっくりとオリジナリティを熟成させ、世界を魅了するほどのものに発展してきました。これは絵画にとどまらずあらゆる制作物に通ずる、日本特有のものづくりといえるのではないでしょうか。
本連載では一部のみのご紹介となりましたが、本書では他にもたくさんの絵画、歴史を紹介しています。また巻末には、もっと日本絵画を楽しむための「美術館・所蔵先ガイド」も掲載していますので、本書を片手に、週末美術館に出かけて実物を眺めてみるのもよいかもしれません!
ここまでご覧になって気になった方は、是非、書店などで手に取ってみてください。