第0回
『もっと文豪の死に様』もくじ
2022.01.14更新
『文豪の死に様』がパワーアップして帰ってきました。よりディープに、より生々しく。死に方を考えることは生き方を考えること。文豪たちの生き方と作品を、その「死」から遠近法的に見ていきます。
- 第1回 中島敦――天下の甘えん坊将軍、死して文豪となる(前篇)
- 第2回 中島敦――「甘え」の海でじゃぶじゃぶ泳ぐ(中篇)
- 第3回 中島敦――虎、ようやく起き上がるも……(後篇)
- 第4回 長谷川時雨――女が女の味方をしないでどうします(前篇)
- 第5回 長谷川時雨――おやっちゃん、家族に揉まれて作家の種を育てる(中篇)
- 第6回 長谷川時雨――おやっちゃん、長谷川時雨に変身する(後篇その1)
- 第7回 時雨変化、からの七転び八起き(後篇その2)
- 第8回 尾崎翠――私はひとつ、本物の文豪を見せてやりましょう(前篇)
- 第9回 尾崎翠――幸せな鳥取時代に生まれた文学への志(中篇)
- 第10回 尾崎翠――時代の壁と心の壁(後篇その1)
- 第11回 尾崎翠――内なる兄と内なる妹(後篇その2)
- 第12回 尾崎翠――逍遥し、離人する文学の誕生(後篇その3)
- 第13回 尾崎翠――最後まで捨てなかった文学への熱情(後篇その4)
- 第14回 三島由紀夫――不可思議の人(第1回)
- 第15回 三島由紀夫――「暗い一生の運命は決まってしまった」(第2回)
- 第16回 三島由紀夫――「しらっこ」の歯ぎしり(第3回)
- 第17回 三島由紀夫――未来の文豪、真名を得て新生す(第4回)
- 第18回 三島由紀夫――「軍隊に希ったものが死だけだというのは偽りだ」(第5回)
- 第19回 三島由紀夫――月の貴公子から太陽のタフガイへ(第6回)
- 第20回 三島由紀夫――ないものねだりをするヒト(第7回)
- 第21回 三島由紀夫――英霊になるしかなかった男(第8回)
- 第22回 織田作、安吾、石川淳――ブライハ・ラプソディ
- 第23回 【ブライハ・ラプソディ】坂口安吾――頼るもの無き子供時代(第1回)
匿名
2022.09.01
『文豪の死に様』尾崎翠の回とても素晴らしかったです。
書かれたものから離れた、”人間”尾崎翠の人生を深く知ることができ、大変読み応えがありました。
丹念に彼女の生涯を描いて下さり、どうもありがとうございました。